- 塗り床
No.125D47
2025年1月27日
帯電防止薄膜型エポキシ樹脂系塗り床材の工期を2日短縮
省工程化し「ジョリエースEドーデンNPコーティング工法」として発売
アイカ工業株式会社(代表取締役 社長執行役員:海老原健治 本社:愛知県名古屋市中村区)は、帯電防止薄膜型エポキシ樹脂系塗り床材の従来工法を省工程化した「ジョリエースEドーデンNPコーティング工法」を開発し、2月3日(月)に発売します。
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▲「ジョリエースEドーデンNPコーティング工法」施工イメージ
開発の背景
帯電防止薄膜型エポキシ樹脂系塗り床材「ジョリエースEドーデンコーティング工法」は、静電気対策が必要な電子部品工場や自動車工場、機械室、電気室等で採用されています。プライマー層、下塗り層、上塗り層、導電ワックスの4工程・4日間*で施工されており、時間と手間がかかる点が課題となっていました。
そこで、省工程化した「ジョリエースEドーデンNPコーティング工法」を開発しました。プライマーが不要でコンクリートとの密着性が高い薄膜型塗り床材「ジョリエースE NPコーティング工法」を、下塗り層に採用しました。加えて、仕上がりの安定性を向上させたことでワックスが不要となり、下塗り層、上塗り層の2工程・2日間※1での施工を可能にしました。施工効率が大幅に向上し、コストの削減や作業時間の短縮が期待できます。加えて、従来の艶有り仕上げでは、汚れやローラー施工時に巻き込まれたホコリが目立つケースがありましたが、新工法では半艶仕上げとすることで、ホコリ等を目立ちにくくし、美観が保ちやすくなりました。なお、導電性能や耐久性などの物性は従来工法と変わりません。
建設業界で深刻化する職人不足問題に対応できる、帯電防止性能を有した塗り床材の新工法として提案を進め、拡販を図ります。
※1:新築で標準仕様の場合の工程・施工期間です。
「ジョリエースEドーデンNPコーティング工法」の特長
■従来工法に比べて工期を2日短縮、新築は2工程で施工可能
プライマーが不要で隠蔽性が高い薄膜型塗り床材「ジョリエースE NPコーティング工法(JE-210)」を下塗りに使用するとともに、仕上がりの安定性を向上させてワックスを不要としたことで、工期短縮を実現しました。新築時は2工程・2日間で施工可能です。なお、改修時はプライマーが必要となるため3工程・3日間での施工となります。
■半艶仕上げで美観が保ちやすい
艶有り仕上げの従来工法では、汚れやローラー施工時に巻き込まれたホコリが目立つケースがありましたが、新工法では落ち着きのある半艶仕上げを採用し、ホコリ等が目立ちにくくなりました。
■特注色にも対応可能
標準色を5色ご用意しています。また、淡色を含む特注色の対応も可能です。
製品概要
■製品名 |
帯電防止薄膜型エポキシ樹脂系塗り床材「ジョリエースEドーデンNPコーティング工法」 |
■用途 |
電子部品工場、自動車工場、機械室、電気室などの塗り床 |
■色数 |
標準色5色、特注色対応可能※2 |
■価格 |
[標準仕様](膜厚約0.2 mm) 6,900円/㎡ |
*標準仕様は薄膜型ですが、施工現場に応じて厚膜型も選択可能です。
*施工はジョリエース工業会に所属する施工店に限ります。詳しくは最寄りの支店・営業所へお問い合わせください。
販売開始時期
2025年2月3日
年間販売目標
1億円
以上
注)このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、ご覧になった時点で内容が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新の情報は、 こちらよりお問い合わせください。
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